男がカイを襲う。
それでもカイは、次々に男を倒していく。


めまぐるしく繰り広げられる戦い。



強い・・・。
カイの実践を初めて見た。
こんなに強いんだ。





「そこまでだ!」



私を捕まえていた男が声を上げた。
男は、私の首元にナイフを突き立てる。




「この女がどうなってもいいのか」

「っ!!」




カイの動きが止まる。
悔しそうに眉を顰めこちらを見た。


カイ・・・。



その時、カイの後ろに人影がかかる。
後ろに現れた男に、カイは殴られその場に倒れた。




「んん――――!!!」