―カイを、お前につけたのは、失敗だったかもしれないな




お父さんの言葉を思い出す。
あれは、どういう意味だったんだろう。



―それに、例え2人を許可しても、カイだけは許さないだろうな






―悪いこと言わないから、カイはやめとけ





ノアの言葉。
あれだって・・・。


カイになにがあるっていうの?
お父さんも、ノアも何かを隠してる?


いったい何を?



わからないよ。





モヤモヤとした思いが胸に詰まって。
ボーッとしてたら暗闇に引きこまれてしまいそう。



頑張らなくちゃ。
なにも考えられないくらい。