「うわぁぁぁ!」 広がる景色に声を上げる。 城下が見下ろせ、遠い地平線も見える。 素敵! 「見て、カイ!お城が見下ろせるのよ!」 「はしゃぐなよ。危ないぞ」 呆れたカイが私の側に来る。 はしゃぎすぎた私は、シュンとして落ち着いた。 子どもっぽすぎたかな。 こんなはしゃぐなんて。 「どうした?」 「・・・ううん」 私はシュンとして答えた。 どうしたらカイに認めてもらえるんだろう。 私の心はいつだってそのことばかり考えてる。