「葉月くんに、選んでほしいなー」
「難しい注文だな。」
壁にずらりと並んだヘアピン。種類は100以上あるだろうし、色違いがあるから選択肢は山のようだ。
「どういうのがいいの。女物を選んだことないからわかんないんだけど」
上から順に見ながら竹野に聞くと、竹野は屈託なく可愛いの!と答える。わからんとは、言えず探していくと指が止まった。
「これは?」
青いチェックのリボンと白猫のヘアピンを見せると竹野はそれがいい!と即決してくれた。
もうひとつ、赤いビジューとコットンパールの落ち着いたデザインの物を選び、そのままレジに持っていく。
両方別で包装してもらって、一つを竹野に渡す。
「じゃあ、プレゼントってことで」
「あ、えと、そんなつもりではなかったんだけど。でも、ありがとう。」
「難しい注文だな。」
壁にずらりと並んだヘアピン。種類は100以上あるだろうし、色違いがあるから選択肢は山のようだ。
「どういうのがいいの。女物を選んだことないからわかんないんだけど」
上から順に見ながら竹野に聞くと、竹野は屈託なく可愛いの!と答える。わからんとは、言えず探していくと指が止まった。
「これは?」
青いチェックのリボンと白猫のヘアピンを見せると竹野はそれがいい!と即決してくれた。
もうひとつ、赤いビジューとコットンパールの落ち着いたデザインの物を選び、そのままレジに持っていく。
両方別で包装してもらって、一つを竹野に渡す。
「じゃあ、プレゼントってことで」
「あ、えと、そんなつもりではなかったんだけど。でも、ありがとう。」

