「あ、楓」
八桐と談笑していると、後ろから声をかけられる。
葉月。
「1組か」
「あー、うん」
葉月の顔を見ると、卒業アルバムを思い出して、顔がまた熱くなりそうだった。
控えめに深呼吸をする。
「君は二組だったね」
「ああ、うん、そこ。」
葉月は少しまえにある空いたパイプイスを指差した。
そこで置いてきぼりになっている八桐を葉月に紹介しておく。
「八桐、こっちは中学の同級生」
「どうも、西野葉月でっす」
「八桐夏輝。夏輝でよろしく」
二人とも軽い調子で挨拶して、お互いの顔をのぞきこむ。
「第一ともだちだよ。すごいだろ?」
「驚きのコミュ力だな」
八桐と談笑していると、後ろから声をかけられる。
葉月。
「1組か」
「あー、うん」
葉月の顔を見ると、卒業アルバムを思い出して、顔がまた熱くなりそうだった。
控えめに深呼吸をする。
「君は二組だったね」
「ああ、うん、そこ。」
葉月は少しまえにある空いたパイプイスを指差した。
そこで置いてきぼりになっている八桐を葉月に紹介しておく。
「八桐、こっちは中学の同級生」
「どうも、西野葉月でっす」
「八桐夏輝。夏輝でよろしく」
二人とも軽い調子で挨拶して、お互いの顔をのぞきこむ。
「第一ともだちだよ。すごいだろ?」
「驚きのコミュ力だな」

