いつの間にか繋いだ手からチイの温もりが伝わってきた。 その手は俺よりもずっと、熱かった。 言葉にして伝わってはこなかったけれど、今までチイが背負ってきたものが繋いだ手から流れ込んで来る気がした。 その夜チイは熱を出したらしかった。 もしかしたらだけど、 涙のワケも熱のせいなのかもしれない。