衝撃的な出会いから一週間。


俺はいつものように
ある場所へと向かう。


病院の廊下を歩いていると聞こえて来るワンパク少女と飯田さんの声。



「…やっぱり」


チイだ。



いつも通りの元気な明るい声を聞いて安心する俺。



クスっと笑えば、
俺の存在に気づいた二人の声が揃った。



「「おかえりー」」