「先生、好きです」



いつものように学校へと登校し、朝の宿題を出す。

皆のものをチラチラ見ると、日の丸をかいていたり、
 

《協力親和》

と書かれているだけのものや、

《俺は神。》

なんていう意味不明なものまで。


「…お前等これは無いわ…」


朝の余っている時間を利用して宿題点検をしている黒瀬先生の発言に、皆笑う。

勿論、私も。