「先生、好きです」

そっからはいつもどおりの授業。

いつのまにか放課後に。

そして、今は教室で帰りの会たるものをしているところ。

「今日皆の点検して、候補があったので皆に投票してもらいます。」

蒼先生がそう言うと、手慣れたてつきで三つ紙をはっていく。


一つは皆の名前と、先生の名前がカラフルに描かれている図。

一つは緑の野原に大きな樹があって、鳥の散った羽の中に『1ー5』が描かれている図。

後一つは… 

私の描いたイラスト。 


「っ…!!」