これは私が小学6年のある冬のこと。
掃除が終わり、いつも通り教室で友達と話していたらいきなり男子がドンッと押してきた。
私「ちょっと!押さないでよ!」

男子「どう?見ただろ?俺の必殺技キラーン」

これだから男子ってあきれる…けどそんな男子が羨ましくてよく男子になりたいと思うときがほどほどあった。

そのあとも何回か友達と話しているうちに
よく分からない必殺技を出しては逃げての繰り返しだった。

私「次やったらただじゃおかないからね!」

男子「はいはい、わかりました。もうやりません(棒読み)」

私「…………」

気を取り直して友達と話をしたその時


男子が椅子から立ち上がり、私の背後に回った。

私「ねぇ、何回も言ってるけどやめ……」

男子「おりゃぁぁぁぁー………!?!?」

ふにっ


私が振り向いた瞬間男子の手は私の左胸にあたっていた。

私「…………(^言^)ゴゴゴゴゴ…………」


男子「あ、えと…その…///」

私「なにしとんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ」

私はいきなり大きい声をだしたので教室が一点に私たちの目に止まった。

そのあと私は男子に「バカっ変態!」と言って自分の席に座った。

ー数分後ー
男子「…………」

私「………」

どうしよう。この空気気まずい。


昼休みが終わって授業に入ったが、
なんと私とその男子は席が斜めだったのだ。


私「………!フイッ」

私は目が合うと目をそらすようにした。

ー帰りの会ー

男子「……んなぁ、さっきはg…私「何!?言うなら早く言ってよ、こっちは傷ついてるんだから」

男子「ツツ……本当ごめん!……だからその、もう押したりしないから……ね?(上目遣い&涙目)」


ブワァッ!


やめてやめて、そんな上目遣いと涙目両方されたら許しちゃうじゃん…///しかもめがねとりやがって……///

私はこんな誘惑に弱い。だって仕方ない、可愛いから。

私「……こっ今度やったらダメだからね……///」


ギュッ


私「!?//////」


男子「ありがとう……///」



………ツツツ……くっつくなぁぁぁぁぁぁ!!!!
ああああ、もうこいつは可愛いなぁ!//////


それと同時に私のドエスイッチが入った。



私「ちょっと来い。」

男子「???」

私「せんせー、こいつが熱っぽいので保健室連れてきますー。」

先生「はいよー」

ー誰もいない個室ー



私「……ねぇ、確かお前いじられるの好きだよな?(S笑」


男子「!!!んなっ……/////」


私はもう一度かけた男子のめがねを口で取った。

カチャ…

男子「ビクッ ひゃ……///」


私「なに?これだけで感じてんの?いやー敏感だね(耳元で囁く」

男子「んっんぁ………//////ぁう……もっ……///」

私「………ニヤァー… ざーんねんっこれ以上はやりませんー」

男子「……は?」

私「もっと攻めるかと思った?(黒笑」

男子「……!!!//////いや、別に!とっとにかく俺のめがね返せ!//////」

私「教室にたどり着くまでね~」


男子「クソぉぉぉぉっドS~!///」



こんな私だけどその男子は私がお前のこと好きだとは知らなかったとか知ってたとか。(ФωФ)チャンチャン