「……やっぱ、なんでもない」
「なにそれ。まぁ、いいや。そう、そう!!ここにね~……」
よかった。
唯がドライな奴で。
「ねぇ、夏波。聞いてる??」
「え?あ。ごめん!!何??」
「だから。3ページ目にメンバー表がついてる、って」
「そうなんだ!!えっと……」
1グループから9グループまであるんだ……。
一グループ11、12人程度。
結構少ない人数でグループ分けされてるんだ……。
「これ、クラスとか関係なしに組まれてるっぽいね」
「うん。あ!!藍架と唯、一緒じゃん♪」
「え?どこ??」
「ここ、ここ!!」
「3グループかぁ。夏波は??」
「えっと…2グルー、プ……!?」
「遥乃も一緒じゃん♪あ!河野も……☆」
そこが。
そこが問題なんだよッ!!
*3グループ*
・1組 石黒 萌恵、幡多 遥乃、藤原 優
・2組 佐藤 洋介、浜本 一輝、安井 千春
・3組 朝上 晴陽、河野 佑輝、棚橋 なずな
・4組 池村 友広、辻宮 夏波、吉永 晋多
・5組 石橋 隆太、中田 理香、福岡 亜由
*担当 重束
「しかも、4組男子ばっかじゃん。…+α池村いるし……」
「アハハハッ!!しかも石橋もいるしッ!!」
「え!?嘘!?」
石橋はちょっと変わった男子。
ってか、ぶっちゃけ…変態??
やったらと遥乃にストーカー行為してて、どん底まで嫌われたおバカな男子。
「ねぇ、夏波。放課後ちょっと何か食べてから帰らない??」
「ん??いいけど」
「じゃあ、帰ろっか」
「うん……??」
少し寂し気に笑った唯は紺色の鞄を持ち上げて教室のドアに手をかけた。
「夏波」
「なに??」
私も慌てて鞄に教科書を突っ込みながら返事をする。
「もし、遥乃がさ―……」
言葉を切った唯を不審に思って顔を上げて唯を見た。
「遥乃が??」
「……うぅん。やっぱ、なんでもない」
「え~!?」
「夏波もさっきやったでしょ??お返しッ」
イタズラっぽく笑った唯はいつもの唯だった―……。
「なにそれ。まぁ、いいや。そう、そう!!ここにね~……」
よかった。
唯がドライな奴で。
「ねぇ、夏波。聞いてる??」
「え?あ。ごめん!!何??」
「だから。3ページ目にメンバー表がついてる、って」
「そうなんだ!!えっと……」
1グループから9グループまであるんだ……。
一グループ11、12人程度。
結構少ない人数でグループ分けされてるんだ……。
「これ、クラスとか関係なしに組まれてるっぽいね」
「うん。あ!!藍架と唯、一緒じゃん♪」
「え?どこ??」
「ここ、ここ!!」
「3グループかぁ。夏波は??」
「えっと…2グルー、プ……!?」
「遥乃も一緒じゃん♪あ!河野も……☆」
そこが。
そこが問題なんだよッ!!
*3グループ*
・1組 石黒 萌恵、幡多 遥乃、藤原 優
・2組 佐藤 洋介、浜本 一輝、安井 千春
・3組 朝上 晴陽、河野 佑輝、棚橋 なずな
・4組 池村 友広、辻宮 夏波、吉永 晋多
・5組 石橋 隆太、中田 理香、福岡 亜由
*担当 重束
「しかも、4組男子ばっかじゃん。…+α池村いるし……」
「アハハハッ!!しかも石橋もいるしッ!!」
「え!?嘘!?」
石橋はちょっと変わった男子。
ってか、ぶっちゃけ…変態??
やったらと遥乃にストーカー行為してて、どん底まで嫌われたおバカな男子。
「ねぇ、夏波。放課後ちょっと何か食べてから帰らない??」
「ん??いいけど」
「じゃあ、帰ろっか」
「うん……??」
少し寂し気に笑った唯は紺色の鞄を持ち上げて教室のドアに手をかけた。
「夏波」
「なに??」
私も慌てて鞄に教科書を突っ込みながら返事をする。
「もし、遥乃がさ―……」
言葉を切った唯を不審に思って顔を上げて唯を見た。
「遥乃が??」
「……うぅん。やっぱ、なんでもない」
「え~!?」
「夏波もさっきやったでしょ??お返しッ」
イタズラっぽく笑った唯はいつもの唯だった―……。
