「次は私ね。私は梅よろしくね。」

梅は舞と違った感じで落ち着いた感じだ

外にいた二人は春と菊乃と言う人達で大人しい感じの人たちだった

次は桜が自己紹介することになった。

「私は桜です。よろしくお願いします。」

それから暫く話してお市も食べ終わって私とお華は先の続きの説明を始めるため移動した

庭が見える廊下を歩いているとそこへ何かを持って何処かに運んでいる女の人と箱に色んな物を乗せてそれを紐で引っ張って運んでいる人達がいた先の人達と色違いの赤色の着物を着ている

「あれは御次と言われる人達です。主な仕事は道具の献上物の持ち運びや親族との対面所の掃除をしているの。此処で身分が低い者がなります。」

すると一人の女の人が引っ張っていた箱が柱にぶつかって物が散らかってしまった

前を歩いていた女官が慌てその物を箱に戻しているすると顔を真っ青になった

「針が一本足りないわ。貴女は下を探して!」

御次と言う人とは慌てて庭に出って小石の砂の所を探し出した