「お市様。こんな時ですが桜さんに挨拶してもよろしいでしょうか?」
襖の近くにいた一人の女房が言い出した
「ええ。そうね桜は梅と舞に会うのは今日がはじめてだったわね。」
「はい。」
桜が応えるとお市何かを考えたみたいでパァーと笑顔で言い出した
「ええこの期に自己紹介でもしましょう。春菊 乃中に入って来て。」
春と菊乃と呼ばれた人達は中に入ってきた
「はい。何か御用ですかお市様。」
「うふふ。貴女もお華と一緒で真面目なんだから。あなた達は桜の事は私が話したから分かるでしょう。」
「はい。それが何か?」
「今からお互い自己紹介にします。」
外にいた二人は目を見開いたまさかお市からそんな言葉思ってもいなかった二人はお互い顔を見合わせた
「はーい!まず私からいいですかお市様」
「ええ。良いわよ。舞」
どうやら凄く元気な人は舞というらしい