次の場所は、広い部屋だけど襖が無い部屋だった

先の人達が着ていた着物の色違いの水色の着物を着ていた

「この居間の掃除をするのは御三之間と言う人達がやっています。その他に毎朝
湯水の補給や火鉢に煙草盆などを揃えて小姓に渡したり、年寄、中年寄、御客応答の女官の雑用をしています。何か質問ありますか?」

(そんなに仕事あるんだ大変そう)

(でもあちにも掃除している人たちがいる御三之間と言う人達と色違いの青と白の縦線の柄の着物を着ている人達)


「あちの人達は?」

桜がそう言うとお華はそちを見て説明をした

「あちの方達は主に居間以外の所の掃除ね。」

「え?でも掃除する人ってこちにも」

「ええ。そうねあちの人達は居間には入れないのよ。だから掃除係が二つもあるのちなみにあちの人達はそのまま掃除係と言うの。」

(掃除係?そのまんまだ。)

そんな事を思っているとお華が何かに気づいた

「あっ‼︎そろそろ時間だ桜さんお市様の所に行きましょう。続きの仕事の説明は私たちの仕事が終わってからしますね。」


「へぇ?あっはい」