二三日後お市は元気な長女を産んだそれから暫くしてお市は浅井家へ帰っていた。

その数日俺の所に文が届いた長政からだった。

文には、感謝の言葉とお市と子が元気であると言う事が書いていた。

そしてその数年に次女を産んだ時は戻って今お市のお腹に子をかっている。

そんな昔の事を思い出していると長政が話し出した。

「お市が初を身籠持った時…」

まさか‼︎また何か‼︎
長政は俺が何を思ったのか分かったようで頷き話した。

「お市には何の被害はありませんでしたが、お市の新しく入った女房が相当の嫌がらせをが合ったそうです。」

「嫌がらせ?」

如何してだ?身籠持ったのはお市なのに。一体誰が。

「嫌がらせをしたのは、椿の女房たちです。」

俺はその名を聞いて怒りが込み上げてきた。

「長政如何してそいつがまだ此処にいる。茶々の時に何故追い出さなかった?」

長政が黙ったまま何も言わない。

「答えぬか!「お兄様その事は私がお願い下のです。」‼︎如何してだ」

何を考えている自分に被害をだした女に。

「お兄様。長政様は正室である椿様にはまだ子を授かっていません。私も女としてその気持ちは分かります。好きな人との間に子を授からない気持ちがもし、私と椿様の御立場が逆だとすると私も気が狂い椿様や椿様に仕える女房たちに害をなすでしょう。」

そんな話したら長政は急いでお市に言った。

「そんな事は無い。お市は優しい心がある。」

長政がそんな事を話すとお市は否定した。

「いいえ。私も女です嫉妬くらいします。」

暫く沈黙が続いた中お市が話し出した。

「お兄様嫌がらせを受けた女房の中には精神的にきて自害をなさった方もいます。それに私は身籠持ってしまたそんな時期に桜が来た私は桜に何か起こるのでわと心配です。」

俺は暫く考えた

「分かった。先の答えと変わらずその桜と言う女の後ろ盾に成ろう。」

「お兄様有り難うございます。本当に。」

お市は安心した様に何度も御礼を言った。