「お兄様こちらが紹介したい人です。」

俺は驚いて見つめていると女が何か言いたそうにしていた。

急にお市のため息が聞こえてきた。

「ハア。。そんなに睨んでわ桜が怖がります。お兄様。顔は格好良いのに勿体無い。ハア」

格好かは、分からないが睨んでいた積りは無かったが、そうな事を思っていると。

「桜ごめんなさいね兄が初対面の人には睨み付けるのよ。桜この人は私の兄の織田 信長【おだ のぶなが】よ。で、お兄様こちらは今日から私の女房をしている。桜よ」

桜かこの女に合っていると思うが女房?‼︎こんな幼子が女房だと何かの間違いか?女官なら分かるが。

「ほお。花の名前か。まだ幼子ではないか。」

「お兄様桜はこう見えて裳着は済んでいます。」