時計を見ると
結構時間、たってて…
シロウさんとのあれは
まさか、ショックによる妄想?!
…ううん
サブロウさんの着信あるし
通話履歴も残ってる…
結局、シロウさんが
あの姿になった逸話とか
ぜんぜん聞いてこれなかった…
黙って帰って来たみたいになったし
連絡、入れておこうかな
…でももし、まだあそこで
そんな切ない過去を振り返って
物思いにふけってるんだとしたら
あたしの存在って、かなり邪魔だよね…
うん…!
そっとしておこうよ ちぃ
…誰にだってそういう過去
ひとつやふたつは、あるんだよ
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…