─────10年前。



私達は小学生になったばかり。楽しく学校に通い。遊んで、勉強をする。

毎日その繰り返し。




ある日の夏の事だった。


冬雪と手をつないで家へと帰っていた。

放課後に皆で遊んでいたため時間が遅くなってしまった。

日もだんだん沈みかけ、暗くなってきている。





冬雪「今日の夕ご飯ってなんだろう?」

恋雪「んー。そうだね。ごちそうだよ。」




なーんて空想話をしていた。



恋雪「いっぱいプレゼント貰えるといいねー」

冬雪「欲しいなぁ〜」




そう。今日は私達の誕生日。楽しみに家に帰った。