蒼『結愛どうしたの??』

結『ハァハァ』

蒼『だいぶしんどそうだね。お熱でちゃったかな?ちょっとごめんね。』

俺は結愛の脇に体温計をはさんだ。

ピピッ

蒼『38.7か…一気に上がったね…。』

結『ハァハァ…ケホッ』

俺は慶太に薬を持ってきてもらうことにした。

pipipi

蒼[慶太??結愛の病室に解熱用の座薬持ってきて。]

慶[分かりました。]

即効性が一番あるのは飲み薬が座薬なんだけど、今結愛吐き気もあるから飲み薬は無理なんだ…。
ちょっとかわいそうだけど座薬頑張ってもらうしかないな…。

慶『持ってきました!!』

蒼『ありがとう。結愛座薬入れるからちょっと横向いて。』

結『座薬やぁ…。グスッ』

蒼『嫌だね。でも結愛飲み薬吐いちゃうでしょ??だから頑張ろうね。』

結『グスッ』

結愛がわがままを言い出して困ってたから、慶太が結愛を横向きにして固定してくれた。

蒼『ちょっとごめんね。』

俺はそういって結愛のズボンをおろした。

蒼『お薬いれるから力抜いて。』

そういってもなかなか力を抜いてくれず薬が入らない。

蒼『結愛お薬入らないから先指入れるな。』

結『やだ…。グスッ』

蒼『ごめんなぁ。』

かわいそうだけどやるしかない。

ズボッ

結『んっ…痛い…グスッ』

慶『結愛暴れないで。』

蒼『結愛スーハーって息して。』

結『スーハー』

蒼『上手上手。それじゃあお薬入れるね。…はい、いいよ。よく頑張りました。』

結『グスッ』

慶『結愛は任せてください。もうお昼なので外来行ってください。』

ほんとだ?!

蒼『ありがとう。行ってくる。』

それから俺は外来にいった。