……あれ?痛くない(笑)


「なぁ。あんたなにこの子どついてんだよ。転けるじゃねぇか。ちょっとクラス表見るだけだろ?通してやってもいぃんじゃねぇの?」


わ…かっこいぃ…今もしかしてこの人が私を助けてくれたのかな?


「有クン!!でもこの子が…!」


「でもじゃねぇよ。こいつの身長見てみろよ。お前より断然低いだろ?だったら見にくい奴が前で身長ある奴が後ろに行けばいぃんじゃねぇか」


かっこいぃこと言うねぇ~!


「…っわかったわよ」


「あの!ありがとうございます…助かりました」


「いや。別に大したことはしてねぇし。礼なんかいらねぇ」


そんなこと言われてもー…


「でも!助かったのは本当なので!ありがとうございます!」


「あぁ」