「どうだったんだ?
咲希と睦月のところは?」

「私のところはまだまだね
集中力が足りてない
私が使い魔を出したくらいでもう
授業なんてそっちのけで話始めるんだから」

「大変だったな…
でも攻撃はしてないよな?
戦闘授業以外の名目で」

「攻撃はしてないけどちょと怒って
ファイア・ウォールは出してもらったけどね
まぁ攻撃はしてないわ」

「咲希!
それが攻撃よ!

私の方は皆頑張っていたわ
3人中2人はもうSクラスに入れる
位まで魔力をあげといたから」

「「はぁ!?」」

2人はとても驚いた
たった2時間の授業でそこまで魔力を
あげられるなんて普通は無理だ

「睦月おかしいよ
どんな教え方してんの?」

「普通にまず100匹ほどの魔物を
倒させて、その後は個別にって感じかな」

「まず100匹ほどってところから
普通じゃないぜ…

次の授業がもう始まるけど俺さぼるから
よろしく」

「はぁ?
優翔可笑しいよ
授業は全部出ることが条件でしょ!
首輪とリードを用意するわよ!」


「はいはいはい
出ればいいんでしょ出れば」

「当たり前じゃないの!
ほら睦月もいくわよ!」

そして3人は魔法雑学の授業に出るため
教室へと移動した

勿論移動する間優翔はめんどくせぇとか
受けたくないとか言っていたが…