「手加減しろって言っただろうが…」

『いや、俺的には手加減したつもりだけど…
まぁ弱いな…
これで上から2番目のクラスに入れるのか
主たち以外は駄目だな…』


ルシファーは呆れたように言っているものの
勿論ルシファーが強すぎるだけであって
Aクラスの生徒が弱いわけではないのだ


「おいおい、Aクラスだってかなり強いぞ
一般的に見れば…
まぁ取り敢えず回復させるか…


この星に生きとしいけるもの
我の願いを聞き届けよ
今ここにヒーリングに必要となるものを
精製せよ!」

優翔が言葉を唱えると今まで目の前に
何もなかったのだがヒーリングに必要な材料が
現れた

そのまま素早く魔法薬を精製し
Aクラスの生徒に飲ませた


「大丈夫か?
ちょっと使い魔は早かったか…
まずはそれぞれの能力を上げていく
訓練を開始する

魔法を唱える上で一番大事なものは
勿論魔力だ
そこで皆の魔力を時間の許す限り
向上させようと思う
一人づつ俺に最大限の魔力を出して
攻撃しろ!
勿論遠慮はするな!

じゃあまずは四宮!」

「へっ、私からですか?」

突然名前を呼ばれたAクラスNo.12の
四宮葵は多少困惑していたが優翔に
お前以外他に誰が四宮だ
と言われ、やはり自分が一番最初であるのを
自覚したのだった