「ぼくはまず光系統の方から発表します
ぼくの潜在意識の中に眠っている魔法は、
ライト・ソード等の攻撃魔法と
ホーリー・ライトといった回復系の
魔法です
闇系の魔法は基本的に上級魔法で
例えば暗黒の剣やナイト・バーニング等の
魔法です」

「つまり攻撃にも回復にも使える
とても良い魔法が眠っているというわけ
ですね
頑張って上級魔法も習得してくださいね!
自分の魔法がわかればあとは
練習あるのみです!
ぜひ戦闘授業の時に挑戦して下さい

じゃあ次は如月さん
発表お願いします」

「はい、
私は今回は自然系統の潜在能力を
調べました
私にはいま使える魔法の他に、
ネイチャー・バースト・エターナル
という神級魔法が使えるらしいです
以上です」

「やはり神級魔法が眠っていましたか
貴女ならもしかしてと思っていたわ
是非ともその神級魔法を使いこなして下さい
但し無理はしないこと
神級魔法は魔力の消費が激しいから」

「わかりました
頑張って習得します!」

「じゃあ最後に小鳥遊さん
まだ眠っている潜在能力はありましたか?」

「んー
基本的にありませんでした
一応、全属性使おうと思えばできるので
ただもう開花し始めているんですけど、
やはり光系統の神級魔法と闇系統の神級魔法
はまだ完璧には使いこなせません」

「…
あぁ、まさかそんなに貴方がすごいとは…
まぁ小鳥遊さんならもう時間の問題ですね
でもたとえ習得できなくてもね…」

「いえ、私はいずれ全ての魔法を
使いこなしてみせます
そうしなければ後に守っていけないので」

「はぁ、
まぁ頑張って下さい」

本城先生もさすがに睦月がここまで出来るとは
思ってもいなかったらしく
終始驚きを隠せなかった

そして一時間目の授業も終わり
休み時間となったのだった

「あっ!
水無月君いる?

あっ、いたいた
休み時間のうちに葉月先生のところに行って
多分職員室にいるから
いなかったら他の先生に聞いて!
多分小鳥遊さんと如月さんも
一緒に行った方が良いかな
魔力高いしね!」

「はっ、はぁ
わかりました とりあえず行ってみます」

多少状況が掴めていないものの、
三人は葉月先生という人を探しに行った