魔法学園のプリンセス

感動的な使い魔契約を終えて咲希は戻ってきた

「あなたも長かったわね…
遠くから見ているとまるで人生相談を
聞いている人みたいだったわよ」

「やめてくださいよ~
そんな、人生相談をされるだけの
人柄ではありませんよ~」

「おい!
お前の使い魔見せてよ!」

他愛ない会話をしていたがその会話は
優翔によって遮られた

「お願い
出てきて!」

『ご主人様お呼びですか?』

赤の光に包まれてウリエルは姿を現した

「やっべー
格好良いわ~」

「あなた、ウリエルじゃない!?
久しぶりね
でも、もうあなたを召還魔として
呼べなくなっちゃうのね…
ちょっと悲しいわ…」

『睦月さんじゃないですか!
お久しぶりです
まさか、私のご主人様が睦月さんの知り合い
だったとは…』


まさかの再会を果たした睦月とウリエルは
その後も会話を弾ませていた

「あの~
ちょっと待って…
もしかして知り合い!?」

頭の中に?が浮かんでしまったらしく
咲希は困惑していた

「そうだよ!
よく召還魔として呼んでたの!」

『あ~
睦月さんだけはあの頃の私でも
信じることが出来ました
今となってはもう懐かしいです!』

「え~
じゃあ私のことウリエル信用
してくれないの~」

『それは昔の話です!
怒らないで下さい!』

「なんか咲希とウリエル気が合いそうだね♪」



「あの~
そろそろ小鳥遊さんいいですか?
次、小鳥遊さんの順番なんですけど…」

「あっ、すいません
今すぐに行きます!」


そのまま睦月は走って行った