魔法学園のプリンセス

優翔が皆の元へ戻ると本城先生がとても心配
そうに優翔に語りかけた

「水無月さん、怪我はない?
いきなり三属性持ちの使い魔を契約する
なんて思ってもなかったわ…
このまま行くと、他の二人も…
いや、下手したら小鳥遊さんは
もっと上の使い魔と契約するのでは…」

途中からまるで自分に言い聞かせるかのように本城先生は小さな声で呟いた

勿論その呟きは他の生徒には聞こえなかったが

「先生、次は私ですよね?
もう行ってもいいですか?」

少しまだ動揺していたが、本城先生は
咲希に使い魔召還に行ってもいいと許可をした