「やっぱり、睦月も貴族だったんだね
まぁもう貴族と言う値ではないけど…」

「隠し事しててごめん…
でも二人とも貴族だったんだね
なんか、二人の苗字聞いたことあったから
どこでだっけなぁって考えてたんだよね
咲希、今度家に戻ったときは、
いつもお世話になってますって
当主に伝えといて!
あっ私が第一王女兼王族護衛部隊隊長
ってことは誰にも言わないでね!
この学園でもおじい…
理事長しか知らないんだから…」

「「りょーかい」」

「いや、ちょっと待て!
この学園の理事長って睦月のおじいさん
なのか?」

「あぁその事いってなかったね~
そうだよ!
私が生まれたときにおじいちゃんが作った
学園なんだよね~
なんでも私に友達をつくってほしいとかで
多分おじいちゃんはわかってたんだよ
私の魔力が異常に強いって♪」

「お、おぅ
そういうことなのか…
まぁでも俺はこの学園が好きだな
だって、睦月とも友達に慣れたからさ…」

「何告白みたいなことしてるの!」

「してません!!
咲希の勘違いです!」

「はい、二人ともストップ!
子供みたいなことやらないの!」

「「は~い!!」」


そろそろ明日に備えて寝ようということになり
そのまま三人は寝ることにした