「咲希!

ごめん…
遅くなった…

ヒーリングに必要な薬草よ
今ここに姿を現せ!!」


「ずいぶんと荒らしてくれたじゃないの
このまま好き勝手暴れてもらっちゃ
困るのよ!

アイスメイク!
氷竜
氷虎!

我魔力をそれぞれ15万ずつ分け与える!」


睦月達の帰還により押されかけていたが
反対に押し返すまでになった

「回復ありがとう優翔

戻ってきてくれるって信じていたよ
あっ危ない!

全てを燃えつくし漆黒の炎
閻火闘争!」


「咲希さん
どうして俺に攻撃するんですか?
仲間じゃないですか?」


「黙れ高ノ宮…
私の大切な皆を傷付けてよくもそんな風に
言えるわね

貴方なんでしょ
本当の黒幕は」


「まったくばれるの早かったなぁ
さっさと殺っておけば良かった」


高ノ宮は自らの顔に爪を立てた
顔は破け中からは巨大な翼を持った
魔王が出てきた


〝ばれたんなら隠す必要もなかろう
我は憎い
遠い昔に莫大な力を持って
我のことを封印した者が
だから我はそいつの子孫に復讐を
するためだけに部隊に入った
高ノ宮として

今ここでこの世の全てを我が物に!〟