そして
私を後ろから抱きしめると
私の顔をハルの方にむけて
私の唇にキスをした
強引なキスが終ると
私の顔を覗きこみ
にやっと笑って
写真を抱きしめ
私に背をむけ丸くなって横になる
「あげないよ。」
そう言う話し方は
ふざけている
私は彼に乗りかかり
返してと言って
彼の手から取り上げようとした
ハルはしばらく丸くなっていたが
そのうち起き上がって
私をベットへと押し倒した
彼の顔が目の前にある
彼にのしかかられて
身動きができない
彼の顔を見つめるしかなかった
にやりと笑ってハルは一言
「欲しいと思ったでしょ。」と言った
ぎくり
ばれてる
目をそらし、おとなしく
彼の腕の中にいた
これはこれで悪くない
「俺の大切な写真なんだ。駄目だよ。」
そう言って笑う
唇をとがらせて拗ねてみる
「そんな顔したって、駄目だからね。」
そういって、私の唇を奪った。

