その答えがなんだか
女の子みたいで可愛いので
少し笑った
するとハルが拗ねた
ごめんと私
だって、私だってパンケーキ大好き
メープルシロップたっぷりかかったの
拗ねた彼を引っ張って
コンビニを目指す
買い物を済ませて
ハルの部屋を目指した
駅から離れると
段々夜が深くなる
周りが静になって
二人とも話す声を潜ませる
住宅街にある四階出てのアパートが
ハルの部屋みいたい
アパートの辺りはもう誰もいないので
彼の手を頼りに歩く
アパートの階段を昇り
三階の階段から一番遠い部屋の
前の扉の前で止まった
ハルが私を見てにっこり笑う
私は彼が部屋の扉を開けるのを待つ
扉を開け
彼が導くままに暗い部屋へと入った
私が入ると彼が扉を閉める
そのまま彼の部屋の扉の前で抱きしめあった
お互い欲しかったものをむさぼるように
求めあう
唇で
両腕で
お互いを確かめあった
彼の手が私に触れる度
心臓は高鳴り
自分の鼓動が耳の奥で
鳴り響く
さざめくようなお互いを探る音は
時に激しく、時に優しく
暗い部屋の中で
お互いを確認する手段となる
二つの音が重なって
私の頭の奥を痺れさせ
力が抜け、私は立ち続けることが
出来なくなった
彼の首に腕を巻き付け
後ろに有る扉にもたれかかる

