ノイジーマイノリティー




全身がとろける様な



感覚に襲われながら




彼を安心させたくて



彼の背中に手をまわした



抱きしめてあげたいと



心の底から思った



「ありがとう、ハル大好き。」



そう彼の耳元でささやく



すると



彼がもっとぎゅっと



抱きしめてくれた



今日の恐怖も



あなたに



久しぶりに逢うことへの



不安も



彼の腕の中にいるという



その感触が



胸の中に甘い安心感を



呼び起こし




その安心感で



全ての心のわだかまりが



まるで雪の様に



ジワリと溶けて



消えていくのを



ただ、静かに感じていた



そしてこう思ったのだ



ああ、もう彼を



決して離したくはないと



あなたと出逢ってから



今まで



ずっと温めてきた



この気持ち



時々



寂しさに押しつぶされそうに



なったり



些細なことで



疑ったり



でも、その度気づく



ハルの優しさ



強さ



誠実さ



そして



何よりも私を思ってくれる



この温かさ



これは



私だけに与えられた



神様からのプレゼントなんじゃ



ないかって



今、彼に抱きしめられながら



そんなことを考えていたら



自然に涙が溢れてきた





人間て



幸せでも涙がでるんだ



そう思った



その涙はけれど



温かくて



とめどなく



頬を伝い



私の心を優しく潤し




私の心を癒してくれるのに



充分だった