ノイジーマイノリティー



やなトコに居合わせてしまった



色んなが人がいるから



気にしないようにしてた



会社の人間関係は



でも、こんな時はちょっと辛いな



聞かなければ



辛くなかったかな



彼等に背を向け


珈琲を飲む



休憩にならないや



一人で苦笑いする



その人達が居なくなってから



席に戻る



もう一度要件のある人に



電話をすると



今度は本人が出た



ちゃんと自分の失敗を詫びてくれた



でも、今度は



自分の仕事が遅くなった事を



次の人に謝らなくてはならなかった



仕方ないよね



新しい人に教えながら



仕事をしてたみたい



人のせいにするの嫌だな




理由は言わず



謝って済まそうとした



こちらの人は



食い下がらなかった



一度そう決めたら



それで通す



何を言われても



ひたすら謝る



暫くすると、許してくれた



私は



席に戻った



悔しかった





悔しかったら自分のミスを



少なくすること



誰に何を言われても



いい様に



それ以外にない





くっそー、頑張ろ




仕事の帰り




電車の中




そんな事を考えた



すると


鞄の中の



スマホが震えた



ハルからメッセージが



入ったのだった



「元気?



今夜電話する



待ってる」



やったー



電話でデートだ



単純な私



辛い気持ちなんて



すっかり忘れて



彼とのデートの事で



頭の中がいっぱいに



なった