三神くんと私。



2年生になり、結ちゃんという友達ができた。

結ちゃん・そして、その双子の優くん。

私と結ちゃんでいると、いつの間にか
優くんもいて、私達3人は仲良しになった。


そんなある日、優くんが私に言った言葉。

「...凛って、三神ってやつと付き合ってるの?」

........え?

私の頭のなかにハテナが浮かぶ

「私も思ってた!凛いつも一緒に登校してるし!」

結ちゃんが興奮気味にそう言った。

「.......三神くんとは幼馴染みなだけだよ」

私がそう言えば、2人は顔を見合わせて黙った。

「....ふーん、変なのー?」

そう言って結ちゃんはおにぎりを頬張る。

「.....え、なにが?」

「だって、1年の時、2人いつも一緒にいるの見たことあるから絶対、付き合ってると思ってたよ~ 」

「ただ、大切な幼馴染みだよ?」

私がそう笑って言えば、結ちゃんは
腑に落ちない感じで考え込んでいる様子。

「...凛はその三神を男として好きじゃないの?」

そう今度は優くんが尋ねてくる。