三神くんと私。



「...凛....凛....」

そして、何度も私の名前を呼ぶ三神くん。

「...凛、俺は"幼馴染み"なんて関係いらない。」

「.....え?」

「...俺は凛の彼氏で、凛は俺の彼女。」

「.....え?なに?」

もう、頭が混乱して意味がわからない私。

「....ダメか?」

そう、また悲しそうに見つめてくるのはズルい...

「.........ダメじゃ....ないよ...」

「....じゃあ、決まりだな」

そう言って満足気に笑う三神くん。

___ちょっと待った!!

「...まっ..待って !
...三神くんって..私のこと好きなの?」

私がそう言うと、三神くんは呆れたように溜め息した。

「....好きじゃなかったら、幼馴染みってだけで、
こう十何年もずっと側にいると思う?」

「....そうなの?」

問い掛けられたのに、思わず問い掛け返してしまう。

「....もういいよ、どれだけ凛を愛してるか
解ってくれないなら、解ってくれるまで伝えるから」

そう言って、怖いくらい優しく笑う三神くん。