右肩の蝶、飛んだ。


嫌で、胃が逆流しそうだったけれど私は頷くことしかできなかった。
そうだ。
私が勝手に怯えていることにもできるよね。

でも、だったらなんであんたっは、私が言葉に出さなかったのに、恨んでいるのかって聞いて来たのよ。
私の勝手な思い込みじゃないよ。そんなこと、私だって分かっている。

お互い、分からないふりなんてできない。

お互いを見ないふりしてきたのに。