蝶の名前を持つ私に興味を持ったのか、何も持っていない私だから閉じ込めやすいと思ったのか。
貴方の優しさが今はもう、――苦しい。
花から花へ舞えば舞うほど、恋愛なんて分からなくなる。
どれが恋愛? 此処からが恋愛? じゃあ、それは違うの?
恋愛恋愛、恋愛。
考えているうちに、ゲシュタルト崩壊してしまいそう。
「引き止めてくれる? 直臣さん」
貴方と仕事をして、貴方が生活の中心だった。
また、閉じ込めてくれるのだろうか。
私の中から凛子さんや蝶矢を消してくれて。
「胡蝶が、凛子のことを言ってるのだとしたら、それは俺が存在を教えるのが遅くなって不安にさせてしまったからだから謝るよ。ごめん」
玄関で立ち尽くす私に、直臣さんは頭を下げた。
貴方の優しさが今はもう、――苦しい。
花から花へ舞えば舞うほど、恋愛なんて分からなくなる。
どれが恋愛? 此処からが恋愛? じゃあ、それは違うの?
恋愛恋愛、恋愛。
考えているうちに、ゲシュタルト崩壊してしまいそう。
「引き止めてくれる? 直臣さん」
貴方と仕事をして、貴方が生活の中心だった。
また、閉じ込めてくれるのだろうか。
私の中から凛子さんや蝶矢を消してくれて。
「胡蝶が、凛子のことを言ってるのだとしたら、それは俺が存在を教えるのが遅くなって不安にさせてしまったからだから謝るよ。ごめん」
玄関で立ち尽くす私に、直臣さんは頭を下げた。



