「これ、重いから気をつけてね。」 すっごい無愛想なのに重い箱を 私の手にしっかり乗るまでさり気なく 抑えてくれる手や、 「ココは俺がやるからそっち やってもらいたい。」 と 私の届かない上の部分をやって くれる彼に私が恋に落ちるのに 全く時間は掛らなかった。