ある日の昼休み。
「佐々木 朋三。
主に男子にさっさんと呼ばれる。
さっさんこと、佐々木 朋三は女子に人気がある。
普段は真面目で誰にでも優しく、顔もだいたい整ってる。
はっちゃけるときは思い切りはっちゃけるので、
男がたまに子供っぽさ?が女子にギャップ萌ポイントとして人気がある。
[顔の横に両手を持ってきて、パーってひらく。
姿勢を低くし、指をひらひらさせると…ほら!!
ウーパールーパー!!!]
というのが持ちネタだ。
ちょっと……という女子もいるが、そこがいいと根強い女子人気がある。
そんな愛らしい?佐々木は女子に、とも、ともちゃんと呼ばれる。
というのが、佐々木 朋三の生態だ」
「かず、どうしたの(笑)」
急に邦和が俺の説明をしはじめた。
「お前の特徴をまとめてみた」
「なしてまた、急に」
「俺もモテたい……」
邦和……お前……
「かず……よし、俺がお前を一人前のモテ男にしてやる!!」
「いやいい……(嫌な予感)」
「まずは、ウーパールーパーをやってみろ!!」
「俺、トイレ行ってくる」
席を立つ邦和。
「おい、ちょっ…まてよ!!」
キムタク風に言う俺。
「せっかく友達がモテ技を教えてるのに!!」
「お前みたいな奴を、ともと呼ぶのはちょっと……」
「ここで、タイトル回収します??」
「??」
不思議そうに俺を見る邦和。
「なんでもない」
そう言うしかなかった。
はぁ、邦和にともと呼ぶのはちょっと……て言われた。
かなし……とはあんまり思わん。
俺は邦和を勝手に利用して一緒につるんでるようなものだからな。
逆に、友達と言われたら心がつらい。
