「ねぇ、葉ちゃん。沢本くんっていつも悲しそうな顔だよね」 「そうかな?あっ…」 葉ちゃんは何かを思い出したみたいだ。 「確か、沢本くんの彼女がね 事故に合ったんだよ。」 胸騒ぎがする。 「羽留??」 頭がグラグラする。 呼吸が上手く出来ない… 「羽留!?どうしたの!!はる!!」 葉ちゃんが必死に私を呼んでる。 その声に皆や先生が駆け寄る。 プツリっと 真っ暗になった。