機械の音がどんどん大きく聞こえて来た。 「羽留!!」 「お母さん…」 「病院?」 「倒れたのを発見したのよ」 もう一人の男の子がいた。 あっ…あなたは… 「真樹?」 愛しい彼。会いたかった彼。 やっと思い出せた。