コツコツコツ

と、とりあえず紅炎のそばまで行こう

ピタッ

美「それで、こんな時間に何の用ですか?」

紅炎の側まで行って、俺を何で呼び止めたのか問う

もちろん、女の格好だから女言葉で話してるぜ

それにしても、普通こんな時間まで待ち伏せするか?

諦めて明日にするだろ

こっちは疲れて帰ってきたってのに!

輝「お前、緒野夢桜の事知らないか?」

ふーん、やっぱ夢桜の素性を知りたいってところか?

ハッキングしてもまぁ、学校での情報は軽くしているが、プライベートな情報は堅くロックしているからな

調べれなく問いただすってところか

めんどくせー…

美「誰それ?
私は人に興味がないの。
そんな人が居ようが居まいが私には関係ない。
用はそれだけ?
それじゃ…」

輝「ちょ、待てよ!」

美「なに?
まだ、私に用があるの?」

輝翔が俺の腕を掴んだため、振り返り睨みを効かせてそう問いを投げかけた