女嫌い × 裏表少女

…え?


「どうして、私の名前?」


「あれ?お会いしたことありませんでした?」


まってまってまってまって!


今、日野原って言った?


聖夜…‼︎


おもいだした!


「おれの妹。日野原聖夜。お前ら初めましてか。」


「そうだったんだ。よろしくね、聖夜ちゃん。あと、お洋服も何枚かいただいちゃって…」


「あれは、全然大丈夫ですから!私、服だけは多いんで!」


うわっ。


今見ると、おねーさんにも、日野原にもそっくりだ。


なんだ、妹さんだったんだ。


手を繋いでたのは兄弟だから?


「わたし、一度だけお見かけしたことあるんですよ。あの、駅前で…」


あの時、確かに目があったかも?


「あの日はたまたま兄さんと二人きりで買い物だったんで、昔みたいに手を繋いで帰ろって言っただけなんで〜!」


「こいつ結構ガキなんだ。」


「うっさいわよ!」


「はぁ!」


「あははは。」


にてる。


ほんとそっくり、兄弟なんだね。


私は飛んだ勘違いを…お恥ずかしい。


「おい、聖夜どこ行ってたんだよ?」