女嫌い × 裏表少女

「り、りん〜!」


なんか、糸が切れたみたい。


「今日ね、日野原を見かけたの。ブロンドの髪の女の子と、一緒にいた!」


「うん。」


凛が、背中をさすってくれる。


やだな。


涙が溢れて止まらない。


「日野原、女の人きらいなのに!すんごい笑顔だった!私も見たことないくらい。」


「うん。」


「日野原とその子、手を繋いでたの。もう、私なんかわけわかんなくなって。」


「うん。」


「私おかしくなっちゃった?なんで日野原のことでこんなに悩んでるんだろ?胸のあたりが苦しいの。もやもやするの。涙が止まらないの。」


「うん。」


「…」


なんで、なんでこんなに、日野原のことで悩むの?


なんで、なんでこんなに、苦しいの?


楽しくなんかないよ。