女嫌い × 裏表少女

「えっ?」


思わず振り返る。


私の横から伸びた手が、ピーマンをその人の口に運んだ。


さっき話した後に背を向けてた…


「日野原…」


「食べたくないのかと思ったんだけど?違かったか?」


もぐもぐと苦〜いあいつを噛み砕く。


苦くないのかなぁ。


「これ冷めてんじゃねーかよ!食べたいなら新しいの食えよな?」


そんなこと言って、ポンッと頭に軽く乗せられる日野原の、手。


日野原は、聖くんのところに行った。


「今日は、よく頭撫でられるなぁ。」


夜なのに、さっきより温度が上がったみたい。