女嫌い × 裏表少女

*優笑side*


ずっと、凛がトマトをやっていたのかというと、そうではなく。


聖くんが何度か声をかけて、今は包丁を使い始めた。


だから、私はニコニコして見ながら、切られた野菜を串に刺していく。


こういうのは見た目からってね?


「猫の手ですよ。猫の手。」


「こう?」


「そうです。上手じゃないですか!」


「褒めたって信じないんだから!」


「いえ、別にそう言うつもりは…」


聖くんいわく、「凛の前だと敬語になる。」らしい。


でも、凛も楽しそう。


褒められた時も顔赤いしね。


「聖くん、凛。もうそろそろ焼きに行かない?」


「さんせーい!私疲れた!ここ片付けたら行くから、先に行ってて!」


「はーい。」