「…やっぱり、噂は本当だったんだ。」


「日野原が金持ちってやつでしょ?」


「そう。知ってたんだね優笑は。」


「うんまぁ。」


なんとなくだけど、二回もお邪魔していることは言えないな。


「橋本って、なに?」


「あれで、日野原の専属執事なんだって。アメリカの大卒で、日野原と同じ高校に編入。」


「へー。頭いいのもなおさらイラつくわね。どんだけ腹黒いのよ!」


「お待たせ。」


なんというタイミングで橋本くん。