午後のうちに、ほとんどの荷物を凛と片付けた。


「ふぅ。ありがとう凛。」


「いいのいいのー頼りなさい親友を。」


凛の笑顔はやっぱり素敵だ。


今までのことなんか忘れられる。


「凛、本当にありがとう。」


「なによ?改まって。いいじゃんいいじゃん!親友最高!」


「うん!」


凛とした、凛の笑顔が、いつまでも陰ることは、ないと思った。