女嫌い × 裏表少女

「じゃね。」


「うん!まってんねー♪」


母さんと病室を出た。


「お友達がいたのね〜母さん知らなかったわ。」


…当たり前じゃん。


一緒に住んでないんだから、知ってるわけない。


私がどうして怪我したかも、わかってないんでしょ?


…なーんて、言えないけど。


「ごめんなさい。改めて言うことでもないかなって。」


お兄ちゃんのことで、かあさんは壊れちゃったんだ…多分。


「母さんたちに甘えたっていいのよ?」


ごめんね母さん。


診察室の扉を開ける母さん。


そこには、父さんがいるんだよね?


父さんは、甘えられることを望んでない。