女嫌い × 裏表少女

あの後、凛ちゃんとは仲直りしたけど、やっぱりちょっと気まずい…かな。


「ねぇ、優笑。」


突然名前を呼ばれてびっくり。


「なに?凛ちゃ…」


「凛でいいよ?」


やっぱり私は、凛ちゃんの笑顔が好きだ。


スポーツが大得意な凛ちゃんが。


「いいの?」


「うん。優笑、私のこと守ってくれたじゃん?本当に嬉しかった。私は、守ってあげられなかったのに…」


泣き出しそうな凛ちゃんの顔を両手で挟んで、目を無理やり合わせる。


「違うよ!凛ちゃ…凛は、上履きの時も、この前の時も、苦しかったんだよね?それって私のこと、思っててくれたからでしょ?本当に嬉しかったんだよ。凛の中で、まだ、私は友達なのかなって思って…」


「私、優笑を嫌いになったと思ってたけど、やっぱり、頑張る優笑も、普通の優笑も大好きで…嫌いになんかなれなかった。」


「わたしも、やっと、凛が大切な親友だって気付けた。」


ふたりとも顔を見合わせて、苦笑い。


「遅かったけど、これからはずっと親友。」


「うん。そうだよね、優笑!」