女嫌い × 裏表少女

購買に行くも、優笑はいなかった。


「安東さんどこにもいないけど…誠?」


考えろ、考えるんだ。


やばいことというのは、ターゲットが優笑から如月に変わったことだとすると…


「前に俺がかばったとこか!」


大慌てで走り出す。


〔助けて〕


それだけしか言えない状態だったとしたら…


もう5,6分はたっている。


食べ終わってすぐに全力疾走は、腹が死ぬほど痛かった。


クソ痛かったけど、ゆえのことを考えると、どうでもよくなった。


ただ、ただひたすら走って、たどり着いたそこには…





ぐったりしている優笑と、優笑をさする如月。


そして、真っ青な顔のあいつら。





…優笑のおでこを流れるのは、赤い液体。