女嫌い × 裏表少女

「あれ?いない…」


もちろん購買に行ったけどなぜかいない。


ということは…嫌な予感しかいない。


「きっと、前のあそこだ。」


はやく、はやくはやくはやくはやく!


なんで走ってるのかわからないぐらい走って、前に私がボロボロにされたところまで来た。


「…しょ!」


やっぱり、日野原推進グループリーダー格様がいらっしゃってる。


囲まれてるのは、私に変わって凛ちゃん。


「なんなの!委員長のときだって、殴るのやめさそうとしたじゃん?」
「そうそう!うちらのことなめてんの!」
「おい、如月!」


悔しそうに唇を噛み締めて、


「なめてなんか、ない。」


精一杯睨む凛ちゃん。


「…本当に?」


思いっきり蹴りを喰らわせる、リーダー。


「いったー…」


「キャハハハハ!」
「最高!」
「これで叩いてあげようか?」


あの時、日野原を殴った鉄の棒。


「やっ!やめて!」


真っ青の凛ちゃん。